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執筆者の写真孝一郎 森田

【小さな一歩が大きな変化へ】第2回パーキンソン病友の会鹿児島支部DCFKコラボドラムサークル

更新日:3 日前




・2024年12月19日(木)14:50~15:30

・鹿児島市ハートピアかごしま大ホールにて

・参加者:会員様+スタッフ=14名

・症状:パーキンソン病特性

・ファシリテーター:もりぶー・TOOL・きゃおりー

・主催:全国パーキンソン病友の会鹿児島県支部様

・協力:日本リズムコミュニケーター協会DCFK


DCFK(ドラムサークルファシリテーターズカゴシマ)のメンバー

豊留TOOL裕章さんは、パーキンソン病治療専門の理学療法士(PT)

そんな立場から、パーキンソン病の特性改善にドラムサークルの有効性を研究

これまで勤め先の病院(医療法人三州会 大勝病院)で入院患者さん向けに

リハビリドラムサークルをかさね、その成果を毎年、全国脳神経学会で発表しています。


その過程で、東京在住のパーキンソン病患者友人が隣県宮崎に移住

宮崎と鹿児島のドラムサークルに参加しながら、

もりぶーのオンラインリズムセッションを受けて心身の好変化ありーの

そして、もりぶー・きゃおりーが奄美大島へドラムサークル遠征時、

偶然のパーキンソン病患者さんのドラムサークル参加時の奇跡的な変化があり、

これらの出来事はDCFKに授かった大きなチャンスととらえ、

よし!全国パーキンソン病友の会鹿児島県支部様におねがいして

TOOLとよどめさんの研究を補完し、

パーキンソン病の障がい特性改善DCの全国普及を目指す目的で、

継続的にボランティアドラムサークルをさせてもらおう!


とDCFKメンバーである、もりぶー・TOOL・きゃおりーの3人で協議

TOOLをプロジェクトリーダーにPKDC(パーキンソンドラムサークル)プロジェクトを起動

9月に行った第1回目では、DC前後の歩行テストを実施

1重のサークルの座席からたちあがり、5mさきのセンターポールを折り返して座席にすわるまでの秒数を計測

対象10名中8名で速度改善がみられ、全体でなんと平均3秒以上の改善がみられたのです!


4か月後の今回、前回の経験者と初体験者が半々

DC前にパーキンソン病患者さんを元氣づける目的であろうオリジナルソング「パーキンの青春」を合唱

つづいてTOOLの専門域であるパーキンソン体操で身体を温めると・・・


そこからのドラムサークルは、冒頭からコレは本当に

・動作緩慢

・筋肉のこわばりやふるえ

・バランス障害

・思考障害

・仮面表情

といった障害特性のあるパーキンソン病の方々のあつまりなのか!?

っという実に、面白おかしさにあふれた躍動感あふれるリズムが湧出


もりぶー自身、脳卒中後遺症による右半身麻痺という障がい特性があり

毎日明るく楽しく能天氣にみえるだろうけど、実はシビレとリキミは常に痛くつらい

このように「イタイ」「ツライ」をアウトプットすると、

脳はそれ(痛さ辛さ)を欲求していると認識し、神経に痛くつらい信号を送る。

しかし、明るく楽しく能天氣に笑っているとその現実をワスレル!

だからいつもヘラヘラ笑ってる!?笑


その「イタイ」「ツライ」を忘れさせるハッピーホルモンが

・セロトニン>幸福感増幅ホルモン

・オキシトシン>優しさに包まれている感覚増幅ホルモン

・ドーパミン>達成感増幅ホルモン


これらの3大ハッピーホルモンを同時に爆アガリさせるのが

ドラムサークル!

今回のPKDCはまさしくそのイカデンス、カニデンス?いやエビデンス(学術的証拠)笑

最後の楽器ならしながらの「パーキンの青春」大合唱は、

前半の声量5倍増しで、参加者全員のお顔が紅潮し破顔の笑顔

全身の血行が改善したか!?

コレ(ドラサークル)つづけることで筋肉こわばり、仮面表情という

パーキンソン病の特性改善に効果が・・・・期待されるのでは!?

と妄想がふくらみます。笑


ドラムサークルを全国のパーキンソン病友の会にひろめたい!

みんなでひろげようPKDCの輪!



筆者:リズムコミュニケーター もりぶー(森田孝一郎)


ドラムサークルファシリテーター、ドラム&リズム感(幹)コーチ、リズムdeワンチームビジネスコーチ、ニコリハリズムヘッドトレーナー、リズム講演セミナー講師、リズムイベントプロデューサー、ジャズドラマー、エイトビート特訓


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